2014年4月9日水曜日

“trio improvisation”


“trio improvisation” 

2014. 4. 25 [fri] 
at Osaka millibar GALLERY 
open/start 19:00/19:30   
fee ¥1500 [+1drink] 
[問合せ]アートニクス/06-6531-7821/ event@artniks.jp 

"trio improvisation" と題しまして、大阪の本町にあるmillibar galleryさんで、楽譜やメモ などに依らず、全く決めごとを作らずに演奏する、完全即興による演奏のライブイベントを 開催致します。今回の開催に際し、即興演奏を知らない方、興味がない方にも、少しでも接点、 興味を持ってもらえるような、テキストを用意しようと思い、この場をお借りして筆を取らせて頂きます。スペースがあまりないので、簡単な説明になってしまいますが、即興演奏は、 楽譜に書かれている通りに演奏するのではなく、その場その時の閃きや自分のアイデアなどを元に、自由に演奏する事です。人数は関係なく、一人でも大人数でも演奏できます。音楽のジャンル、言語、国籍、人種は関係なく、演奏にはそのような境界線はありません。場所や時間は関係なく、いつでもどこでも演奏できます。楽器が出来なくても構いません、楽器でなくても構いません、演奏する意志があれば、全く大丈夫です。演奏中は何をしても構いません、しかしそれは全て自分の責任です、セッションの時は相手とお互いの演奏を高め合う関係性を作れれば良いと思います。最後に、今まで述べた事は一般論であり、即興演奏にルールはありません。というような事のような事が、共通認識として即興演奏をやる人達にはあると思います。しかし、即興演奏を人前で行う理由に関しては、本当に人それぞれです、壮大なコンセプトを元にしている人、実験的な事を試みる人、何も考えずに、日常的な他人とのコミュニケーション、のようなセッションを楽しむ人もいます。即興は音声や映像の記録を取らない限りは偶然的一回性の事なので、そのような多様性を持った人が集まり、楽譜では表す事の出来ないような、自由な演奏が生まれやすい状況にある事も、大きな特徴だと思います。と長々と書きましたが、興味を持って頂いた方がいらっしゃれば大変光栄です。 [text by松本智仁]

[profile] 

向井千惠 MUKAI Chie [胡弓 er-hu, voice, piano, dance] 
1975年、美学校小杉武久音楽教場に学び、胡弓(二胡)を手にし、即興演奏を始める。地歌を中華絃耀に師事。“East Bionic Symphonia”  “STEREOS” 等に参画。1981年より自身のユニット“Ché-SHIZU シェシズを始める。1983年頃より、Ché-SHIZUはオリジナル曲を中心に演奏するロックバンドとして活動。現在、Ché-SHIZU、即興演奏グループ打鈍  dadunr” “amabeys! ” ソロの演奏の他、様々な音楽家、舞踏家、パフォーマー等と国内外で共演している。即興表現によるMIXED MEDIA ARTのフェスティバル“PERSPECTIVE EMOTION  透視的情動主宰。即興表現ワークショップを各地で開催している。 
HP : http://www.kilie.com/mukai/ 

辰巳加奈  TATSUMI Kana [piano, voice, viola. bandneon] 
2002年頃より活動開始。大阪在住。Mujika Easel 名義で主にピアノと声を用いたスタイルで、 2006年ソロアルバム作品『Love and Realism』、2010年『海辺より』を発表。その他、バンド「Lavender Pillow」「天体」などで活動中。音楽家、ダンサーとの即興セッションも積極的に行っている。 
HP : http://www.mujika.net/kanatatsumi/Kana_Tatsumi.html 

0 件のコメント:

コメントを投稿