私は先日、某所トンネルにて行われたライブイベントに出演者として参加させて頂きました。主催者の意向によりSNSによる告知のみのイベントでしたので、このブログでは告知できませんでした。しかし、当日ハンディレコーダーを持って行ってその演奏を録音して来ましたので、興味を持って頂いた方は聞いて頂けると光栄です。
今一度聞き直してみてライブの感想を一言、
トンネルのそばを流れる川の音と虫の声がトンネル内部からも良く聞こえる場所でした、時期が良かったのか特に虫の声がサラウンド状態でそれらだけを聞いていても面白いと思います、トンネルについた頃はまだあたりは薄暗く一時間ほどで真っ暗になり、私の気のせいかもしれませんが夜が深くなるにつれてトンネル内部の響きがより深く、陳腐な表現かもしれませんがエフェクターのエコーがどんどん深くなって行くような現象が起こっていたような気がしました。それが夜と関係あるのか、単に時間の経過によって自身の耳が環境によって変化していったのか何なのかわかりませんが、とにかく不思議な体験でした。トンネルという場所には以前から興味があって、友人とも何度か楽器を持って行った事がありますが、先日ほど長時間の滞在ではなかったので、今回はさらに貴重な体験ができたと思います。
何度か行った事があるのでわかるのですが、私が訪れたトンネル達は自分の思っているような響きがえられずアコースティックギターの特性を色々考えさせられました。というのも初めてトンネルを訪れた際に、その前に、始め訪れようと思った動機がとてつもないエコー、リバーブのかかる空間に行って演奏すれば、面白い録音ができるのではないか?という仮定が生まれて、そこからエコー、リバーブの強い空間=洞窟、洞窟は難しいので洞窟、ニアリーイコール、トンネルというような流れで、そのときたまたま友人に教えてもらったトンネルに行こうと思ったのが動機で、とても楽しみに友人と楽器を持って行って、さあ!鳴らしてみようということで、鳴らしてみたのですが自分が想像していたより遥かに響かない、響かないというより響いているのかもわからない、それよりもアコギの音ってこんなに小さかったっけ?というような結果を今でも印象的に覚えています。それは恐らく、まずトンネルがアコギと共鳴させるには大きすぎたという事と、アコギはトンネルと共鳴させるには音量が小さい、というより、アコギは大きい空間を鳴らすほどのエネルギーを持っていないという事が原因になるのだと思います。
今回のライブの共演の方でソプラノサックスを吹かれた方がいらっしゃったのですが、その響きはアコギの比にならないもので、それはそれは、良く響いていました。やはり気鳴楽器の方が空間をならす事に適しているのだなぁと改めて実感しました。
さてさて、というような思いがあり、家に帰って録音したものを聞き直してみて驚いたのが、自分が思っていたより音が響いている!理由はわかりませんが人間の耳とマイクではやはり何かが違うんでしょうね、というより自分の思い違いかもしれませんけどね。理由がわかる人がいたら教えてください。
駄文の垂れ流しはこれぐらいにして、とりあえず理屈なしで一度聞いて頂けると光栄です。今回企画に呼んで頂いた俣野さんありがとうございました!
録音機材はkorg MR-2と噂の(?)自作タイムドメインマイクです
http://soundcloud.com/tomohito-matsumoto/dsf-0010-001-1
さらに今日はライブ追加情報もあります
PART TIME LIVE vol.1@大阪 野田 油野美術館
1FのPART TIME BOOKSELLERSさんの店内にて生音ライブを行います。
2012.10.11 thu.
@ PART TIME BOOKSELLERS
19:30 START
door 1000yen(with 1drink)
LIVE
いつもライブでご一緒させて頂いているYOUSEIさんと7弦ギター奏者のChloeさんと共演させて頂きます。以前YOUSEIさんのリリースパーティーでもご一緒させて頂いて以来の共演です。楽しみです!
さらに
10月18日木曜日
『IORhythm~イオリズム~』
@雲州堂 大阪北浜
Open 18:00
Start19:30
入場無料・投げ銭制
出演:
・Miho http://mihomode.web.fc2.com/
・ナカシオンhttp://sion.mistysky.net/
・松本智仁 http://matsumototomohito.blogspot.jp/
雲州堂homepage : http://www.iori-unshudo.com/
もあります宜しくお願いします!
詳細決まってませんがamabeys!のライブも12月にありますよ!
松本智仁
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